MTG 一般大会(REL)運営に関するメモ
2012年7月25日 MTG 雑談8月19日にMTGスタン(FMC杯)の主催をするにあたり、大会運営に関する知識、ルールなどを覚えておかないといけない。ということで、メモ書きをします。
FMC杯→http://mtglover.diarynote.jp/201207220749291094/
以下転載
http://mtg-jp.com/reading/wpn/003576/
■一般イベント用ジャッジ法
http://mtg-jp.com/rules/docs/JPN_JAR_20110411.html
■第80回:続・誘発型能力の扱い 問3
http://mtg-jp.com/reading/wpn/002627/
■第55回:さまざまな対象 問3
http://mtg-jp.com/reading/wpn/001715/
■第44回:継続的効果のまとめ
http://mtg-jp.com/reading/wpn/001316/
■参加人数によるラウンド数
http://wizards.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/465/
■イベント規定、違反処置指針、総合ルール、FAQなどのルール文書
http://mjmj.info/
■マジックのルールに関する質問
http://qabbs.mjmj.info/
FMC杯→http://mtglover.diarynote.jp/201207220749291094/
以下転載
http://mtg-jp.com/reading/wpn/003576/
一般イベントでのジャッジのあり方
マジックのプレイスタイルは様々ですが、一番馴染みがあって不特定多数のプレイヤーが集まって行われるのは、店舗や会場で行われる大会です。
フライデー・ナイト・マジック(FNM)を始め、普通の大会は競技レベル(REL)『一般』で行われます。
高額の賞品や、大きいイベントの不戦勝や参加権がかかっている大会では、競技レベルが『競技』となり、ジャッジも認定レベルを持った人をつけなくてはいけません。
ですが、ほとんどの大会は『一般』です。認定レベルを持たない人がジャッジ的な役割をすることもしばしばあります。
そのような大会では、ゲーム内のトラブルをどのように処理するべきなのでしょうか?
一般イベント用ジャッジ法(JAR)
REL『一般』の大会では、大会で起こりうるトラブルに対しての指南書があります。それが一般イベント用ジャッジ法(JAR)です。
一般イベント用ジャッジ法
JARには一般イベントでの裁定理念、よくある誤りの直し方、良くない行動に対する心構え、そして重大な問題とは何か、について書かれています。短い文書なので各自お読みいただくのが良いでしょう。
今回の記事では、理念に関して説明を行います。
次回はよくあるゲーム上の誤りを具体的に挙げて、それをどう直すかということについて説明を行います。
理念:線引き
イベントは楽しむべきものです。高額な賞品がかけられでもしないかぎり、プレイヤーはマジックを楽しむため......楽しみ方は人それぞれですが......に店舗や会場へ足を運んでいます。そうして、プレイヤーはゲーム中にも様々な振る舞いをします。
JARから引用しますが、店舗での認定大会のブースター・ドラフト中に、他の人となにかしら雑談をするプレイヤーもよくいることでしょう。そして、その行為自体は何も問題はありません。
しかし、「横の人に《殺害》を回したんだけど、黒のカードは今から取るべきなの?」 といったような戦略的なことを他の人と話してはいけません。きちんとした線引きがそこにはあります。
認定大会でないカジュアルな集まりであれば、何も気にすることはなく和気あいあいとやれば良いのですが、「競技」と「一般」の間に線引きがあるように、「カジュアル」と「一般」の間にも線引きが存在します。
「一般」イベントでは、プレイヤーは次のステップ(=「競技」)へ向けての練習ができます。つまり、プレイヤーは以下のことをイベントを通じて学び取ることになります。
マジックを正しくプレイする。
困ったことがあればプレイヤーのみで解決せず、即座にジャッジを呼ぶ。
「やってはいけないこと」を知る。
マジックを正しくプレイする
ここでいう「正しいプレイ」とは、ゲーム中におけるプレイング技術ではありません。
対象を決めマナを適切に支払って呪文を唱えることや、誘発型能力をきちんと処理することや、戦闘フェイズにおける宣言を的確に伝えるようなことを指します。
ほとんどの場合、プレイヤーは「正しい」プレイをしているはずです。しかし、人間にはミスがつきものなので、誤ったプレイや宣言をしてしまうことがあります。例えば、《火柱》を唱える際に、《魂の洞窟》からマナを出してしまっていたら、それは「誤ったプレイ」です。
そのようなことが起こった場合、あなたはどうするべきでしょうか?
そう、ジャッジを呼ぶのです。
プレイヤーのみで解決せず、即座にジャッジを呼ぶ
自分もしくは対戦相手が誤ったプレイをしたことに気がついたのなら、まずはジャッジを呼びましょう。
カジュアルのように当事者のみで対処することは推奨しません。当事者のみで解決して、もし後から間違っていた場合は、結局プレイヤーに妙な軋轢が生まれてしまいます。
ジャッジは今現在起こっているトラブルであれば、それに関して適切に修正をすることはできますが、ラウンド終了後や、大会が終わった後からでは、さかのぼって状況を修正することはできません。
必ず、トラブルが起こったら、その時点でジャッジを呼ぶようにしましょう。
ジャッジはプレイヤーに対して、状況を正すために努力し、裁定を告げ、ゲームを続けられるようにしてくれます。その際に、誤りを正すことも大切ですが、プレイヤーに注意深くマジックのプレイを行うように諭し、また他のプレイヤーにもそれに共感してもらうことが必要です。
共感と書きましたが、ジャッジの裁定によってプレイヤーがプレッシャーを受けるようなことは避けるべきです。なぜなら、「一般」イベントは練習の場であり、プレイヤーはマジックを楽しみに来ているのですから。
してはいけないこと
「一般」イベントは「競技」イベントとは異なりますが、それでもやってはいけないことが存在します。
例えば、他の人のプレイ中に口出ししてアドバイスをしたり、マッチの結果をじゃんけんで決定したり、過度に特定個人を煽ったり罵ったりしてはいけません。一部はいわゆる公序良俗に反する行為なので、世間的にも許されませんが、そうではなく、イベント規定に書かれていることに違反している場合もあります。
してはいけないことを行っている現場を発見した場合、ジャッジはそれらの振る舞いを正します。そして、プレイヤーにとっては不幸ですが、程度により【ゲームの敗北】や【失格】が与えられることがあります。
「してはいけないこと」をやってしまったプレイヤーに対しては、二度とそのようなことをやらないように諭し、他のプレイヤーにもそのような振る舞いをやらせないようにしましょう。
自信を持って裁定を出す
認定ジャッジではないが、大会のジャッジをしないといけない。そんな場合でも、あなたは自信を持って裁定を行って下さい。大会のヘッドジャッジ......ジャッジがもし1人ならば自動的にあなたはヘッドジャッジなのです......の裁定は絶対です。プレイヤーは、ヘッドジャッジの裁定には従わないといけません。
自信が無い場合は、答えを確認するために各種文書(大抵はセットごとのFAQで十分でしょう)を参照したり、より詳しい人に当たってみましょう。
■一般イベント用ジャッジ法
http://mtg-jp.com/rules/docs/JPN_JAR_20110411.html
■第80回:続・誘発型能力の扱い 問3
http://mtg-jp.com/reading/wpn/002627/
■第55回:さまざまな対象 問3
http://mtg-jp.com/reading/wpn/001715/
■第44回:継続的効果のまとめ
http://mtg-jp.com/reading/wpn/001316/
■参加人数によるラウンド数
http://wizards.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/465/
■イベント規定、違反処置指針、総合ルール、FAQなどのルール文書
http://mjmj.info/
■マジックのルールに関する質問
http://qabbs.mjmj.info/
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